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「超」入門失敗の本質(鈴木博毅) 

先日の読書会の課題本でした。
二十数年前、銀行の新人くんだったころの頃、ミスは繰り返さないことと教育係のお姉さんにキツク教わりました。
今になっても、少し位失敗したほうが人間らしいと心のどこかで思う自分は、やはり厳しさにかけていると反省しきりの今日この頃です。
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
(2012/04/06)
鈴木 博毅

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本書(以下、”超入門”と略させていただきます)と失敗の本質(以下”オリジナル”と略させていただきます)の両方を読みました。”超入門”は2~3時間で読めたのですが”オリジナルは手強くその10倍くらいかかってようやく読了しました。
内容が難解というわけではなかったのですが地名、人名、日時などをが錯綜気味で都度地図などで確認しながら読んだためなかなか進みませんでした。

”オリジナル”について(超要約)
1章ではで大東亜戦争における日本軍の失敗例として、6つの作戦(ノモンハン事件、ミッドウェー作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ海戦、沖縄戦)を取り上げ当該作戦を実施した、部隊・艦隊・上級司令部に焦点をあて組織論の観点から個々の作戦の失敗の原因について考察している。
2章では個々のケースに共通した日本軍の組織的特性や欠陥を抽出し分析。
3章では過去の失敗から現在の我々は何を教訓とすべきかが論じられている。
そして結論として【企業をはじめ我が国のあらゆる領域の組織は、主体的に独自の概念を構成し、フロンティアに挑戦し、新たな時代を切り開くことができるかということ、すなわち自己革新組織としての能力を問われている】と結ばれる。

”超入門”について(超要約)
”オリジナル”の最大テーマ【組織の自己革新】を受けながらも、これを単に解説するのではなく、数多くの資料を参考にし”オリジナルの組織論、日本人論を掘り下げ現状打開のための方法論を展開しており【組織の自己革新】は以下のように掘り下げられています。
・当時の日本軍の強みは技術的な優位性ではなく機械や兵器を扱う人の練成度を限りなく高めた強さであり、それは現代日本人にも特性として承継されており、【改善を続けることで生まれる洗練は、日本人が民族的文化として持つ美点の一つ】
 しかし日本人が得意とする『シングルループ学習』からはパラダイムを変換するようなイノベーションが生まれづらく、想定した目標や問題自体が間違っているのではないかという疑問・検討を持った『ダブルループ学習』を行う必要がある。

私的感想
この2つの学習法の概念について、具体的に日本人の特性として結びつけたことはなかったので参考になりました。
また日本軍が陥ったグループシンク(集団浅慮)や”空気”に流されやすい国民性など、会社で起こっている会議など意思決定の局面で何度か同じようなことがあった過去の経験を思い出し理解を深めることができました。
”超入門”1冊だけでもおすすめですが、2冊とも示唆に富んでおり、特に組織論に興味がある方は是非”オリジナル”も( ^ω^)_凵 どうぞ
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
(1991/08)
戸部 良一、寺本 義也 他

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失敗の反対は成功なのだ
サクセス 宇崎竜童&井上堯之
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